火災感知設備は、「実用発電用原子炉及びその附属施設の火災防護に係る審査基準」に基づき、火災を早期
に感知し、かつ、誤作動(非火災報)を防止するため固有の信号を発する異なる種類の感知器又は同等の機能
を有する機器を組合せて設置します。なお、その設置に当たっては、平常時の状態(温度、煙の濃度)を監視
し、かつ、火災現象(急激な温度や煙の濃度の上昇)を把握することができるアナログ式の感知器を用います。
また、各機器の耐震性を要求された場合は、加振試験などを実施する必要があります。
光電アナログ式スポット型感知器(熱検知機能付)のアナログ式の感知器は、1つで煙濃度と温度両方のアナロググラフを表示できます