空港ロビー（大空間）

本システムは、紫外線・赤外線感知器または赤外線サーモカメラなどの火災検知装置により、空港ロビー、手荷物検査場、税関、ゲート前待合室のように大規模空間における火災の発生を監視し、火災発生時に水を放射し消火を行うシステムです。本システムは、①大量の水を火災のピンポイントに放射できるため早期消火が可能、②放水パターンを変えることによって火災状況に対応した消火ができます。

本システムの運転モードには次の３つがあります。

• 手動モード
  火災発生時に警報を出し、現場にて火災発生を確認し、放水銃を手動操作することで消火を行います。
• 半自動モード
  火災発生時に警報を出すとともに、ノズルが火災位置に指向します。現場にて火災発生を確認し、放水開始ボタンを押すことで自動消火を行います。
• 自動モード
  火災発生時に警報を出すとともに自動で放水を行います。人による操作の必要が無いため、現場が無人状態のときの火災監視に最適です。

放水銃

防塵防水に対応したステンレス製の消火装置です。防護対象物や防護範囲に応じて小流量から大流量まで対応します。

火災検知装置

空港ロビー等の多数の人が集まるエリアを常時監視し、火災発生を素早く検知します。
火災検知装置には、煙感知器、紫外線･赤外線炎感知器、赤外線サーモカメラなどがあり、防護対象物に応じて機器を選定します。

紫外線･赤外線炎感知器

赤外線サーモカメラ

煙感知器

制御盤

お客様のニーズに合わせて設計いたします。