避難はしごは火災時に迅速かつ安全に避難・誘導するため設けており、使用方法により、固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしご、ハッチ用つり下げはしごの4種類に分けられます。
また材料により、金属製はしごと金属製以外のはしごに分かれ、金属製はしごは国家検定の対象品目になっています。
救助袋は火災時に迅速かつ安全に避難・誘導するため設けており、避難する際に窓から降下させて、布状の袋の内部を滑り降りる避難器具のひとつです。救助袋は垂直に滑り降りる垂直降下式救助袋と、ほぼ45度の角度で張り渡してその内部を斜めに滑り降りる斜降式救助袋とがあります。
緩降機は、火災時に迅速かつ安全に避難・誘導するため設けており、使用者が他人の力を借りずに自重により降下することが出来る避難器具です。調速器、調速器の連結部、着用具、緊結金具、リール、ロープなどで構成されています。
緩降機には固定式と可搬式の2種類があり、固定式は常時取付け具に固定されたまま使うもの、可搬式とは使用時に取付け具を固定部材に接続して使うものです。
誘導灯は、火災時に迅速かつ安全に避難・誘導するため設けており、消防法に定められた避難誘導用の標識です。形状は四角や長方形の箱に、白地に緑色、または緑地に白のシンボルマークが描かれており、多くは天井や床に配置してあります。原子力プラント、一般物件などに納入実績があります。